デッドリフトで握力が先に限界になる時の対処法
デッドリフトで握力が先に限界になる時の対処法
デッドリフトでよくある悩みが、「脚や背中はまだ余裕があるのに、握力が先に限界になる」というものです。
ここでは、握力不足の原因と、今すぐできる対策・長期的な握力強化トレーニングをまとめます。
握力が先に限界になるメカニズム
高重量を持ち上げると、バーは手の中で転がろうとします。
それを止めるために、指・前腕の筋肉に大きな負担がかかり、
筋力・持久力が足りないと、バーが指から抜けてしまいます。
今すぐできるフォーム・グリップの工夫
- オルタネイトグリップ(片手オーバー・片手アンダー)
- フックグリップ(親指を巻き込むウエイトリフティング式)
- チョークの使用(ジムで許可されていれば)
ストラップの活用について
トレーニングではストラップを使うことで、握力に依存せずに背中や脚を追い込むことができます。
一方で、大会ではストラップを使えないため、
試合前は「ストラップなし」の練習も必ず取り入れましょう。
握力を強化するトレーニング
- ファーマーズウォーク
- タオルプルアップ・太いバーでの懸垂
- プレートピンチ(プレートをつまんで保持)
- ハンドグリッパーによる反復トレーニング
まとめ
握力は時間をかければ必ず伸びていきます。
すぐに記録を伸ばしたいならグリップの工夫やストラップを活用しつつ、
中長期的には握力そのものを強化していきましょう。
